撮影日記


2019年11月10日(日) 天気:晴のち曇

今年もチューリップを植える 記録はFUJI FinePix S1 Proで

昨年までは,選別しておらず,高級品種も少し混ぜられたチューリップの球根セットが,「チューリップ50連ガチャ」という名称で販売されていた(2018年11月3日の日記を参照)。残念ながら今年は,「ガチャ」としての販売がなくなったので,ふつうに多色の球根がセットされたものを購入することにした。
 朝晩はすっかり気温が下がるようになったので,そろそろ植えごろである。

購入したセットは,2種類。1つは,8色×10球のセットである。
 もう1つのセットは,変わった咲き方をする花のミックス30球である。これについては,「ガチャ」感が少しは楽しめる。
 色も品種もバラバラの場合,どのように植えても色や開花時期がそろうことがない。それに対して色ごとに区分されている場合は,それぞれの鉢にどのように配色をするか,考えなければならない。そういう面では,やはり「ガチャ」は楽でよい。

チューリップといえば,赤だ。
 まずは,赤い花の球根をまとめて植える。ただし,すべて赤ではおもしろくないので,中央にミックス30球に含まれている球根を置く。結果として,開花時期が揃うだろうか?まわりがまっ赤ななかで,中央にはどんな花が咲くだろうか?

FUJI FinePix S1 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.3-5.6G

よく知られているチューリップの歌では,赤,白,黄色が並んでいる。赤はすでにたくさん植えてしまったので,別の鉢ではかわりにピンクを植える。ピンク,黄色,白と,明るい色を並べてみた。

FUJI FinePix S1 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.3-5.6G

バイカラーの花は,1種類でもとても賑やかに感じる。バイカラーの花を3種類まとめると,もしかすると少々うるさく感じることになるかもしれない。

FUJI FinePix S1 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.3-5.6G

さらに,この春に花が咲いたあとに球根を掘りあげたもののうち,比較的大きく育ってくれて,来年も花が期待できそうなものだけを1つにまとめて植えた。
 これは,まさに「球根ガチャ」である。

FUJI FinePix S1 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.3-5.6G

合計110球の球根というと,広い庭がない家では,植える場所に困ってしまいそうに思うかもしれない。しかし,花を楽しむときのことを考えれば,できるだけ密集して植えるほうがよい。花も密集するので,とても華やかになる。だから,110球程度では,やはりものたりない。
 今回は,配色などいろいろ想像しながら植えたのだが,もう少し数があれば,自分で混ぜこんで「ガチャ」を自作してもよかったかもしれない。

さて,今回のチューリップの記録には,FUJI FinePix S1 Proをおもに使ってみようと思う。このカメラが出力するJPEG画像は,とても鮮やかに感じられる。チューリップの撮影で,その発色の傾向がどのような効果を生み出してくれるか,これも1つの楽しみとしたい。

FUJI FInePix S1 Proの本体は,エントリーモデルの一眼レフカメラNikon F60そのものである(2019年6月16日の日記を参照)。だから,露出計やオートフォーカスの連動について,制約のあるレンズも多い。たぶん,おもに使うことになるレンズは,AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8Sになるだろうし,ピント調整はもっぱらマニュアルフォーカスでおこなうことになるだろうから,そのあたりはあまり問題にならないだろう。


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