撮影日記 |
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2019年04月17日(水) 天気:晴FUJIX DS-300 バッテリーの詰め替えFUJIX DS-300は,1997年4月に発売されたデジタルカメラである。当時,100万画素をこえる撮像素子をもつデジタルカメラとしては,かなり安価な機種であったが,それでも本体価格は20万円をこえるものであった。まだ,一般のユーザが趣味のために使うものではなく,なんらかの業務用として使われていたケースが多かったものと思われる。 ACアダプタを接続することで,カメラの動作は確認できた。また,付属していたメモリカードでの撮影も問題なくできた。つまり,カメラは正常に動作していると思われる(2019年4月6日の日記を参照)。しかしながら,バッテリーパックが付属していなかった。SONYのハンディカム用のバッテリーパックと共通のようだが,私の手元にあるものとはサイズが異なっている。 届いたFUJIX DS-300は,2台セットであった。そのうち1台には,拡張ユニットも付属している。
拡張ユニットの1つが,妙に番号が違っている。これはおそらく,FUJIX DS-300の後継機,FUJIX DS-330の時代に発売されたものではないだろうか。FUJIX DS-300を改良したFUJIX DS-330は,FUJIX DS-300の発売(1997年4月21日)の翌年,1998年6月26日に発売されている。FUJIX DS-330の価格は198,000円で,FUJIX DS-300の248,000円よりも安いものになっていたが,拡張ユニットEU-D3の価格は変わらず,78,000円であった。 付属品として,メモリカードが3枚も含まれていた。今回の落札だけで,前回分以上の数のFUJIX DS-300本体,メモリカード,そしてバッテリーパックが入手できたのだから,前回の落札はまったく必要なかったということだ。 この当時のデジタルカメラ関係機器は,年々,安価なものが発売されていた。そして,既存の商品の価格が改訂されることもあった。1996年8月のFUJIX DS-505A発売時には120,000円だった20MBのメモリカードHG-20が,FUJIX DS-330発売時には49,000円になっていたものである。
さて今回の目的は,あくまでもバッテリーパックNP-510である。 バッテリーパックの殻は,思ったよりも簡単に開くことができた。中身のセルは,18650というものが2本である。 少し小さいものになるが,手元に余っていた18500に詰め替えることにした。 詰め替えたバッテリーパックを装填すると,FUJIX DS-300は無事に起動した。 |
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