撮影日記


2019年04月08日(月) 天気:晴

ユリ咲きのチューリップ

やや濃いピンクがかった鋭い形状のつぼみ(2019年4月1日の日記を参照)が,開花した。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

咲いた花は,このようなシャープな形状のものである。チューリップでこのような咲き方をするものは,「ユリ咲き」とよばれる。なるほど,ユリのような花だと言われれば,そのように見えてくる。
 今年の「球根ガチャ」には,濃いピンクのユリ咲きの花が多く含まれていた。フリンジ咲きや八重咲きの花にくらべるとシンプルだが,すらりとして可愛らしさと精悍さをあわせもつ,美しい花だと思う
 いつものように水をかければ,全体がフレアがかったようになって,色味がじつにシンプルなものになる。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

風が強くて花がなかなか安定しないが,水を強めにかけると,かえって花の位置が安定する。日当たりはじゅうぶんなために,シャッター速度はかなり速いものが使えると,このほうが被写体ブレが少なくて好都合になる。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

バイカラーの花は,赤と白のものと,赤と黄色のものの2種類が咲いた。バイカラーの花が集まると,とてもにぎやかな印象になる。
 なんども書くことになるが,これらのチューリップは「いろいろな品種がまざった,球根ガチャ」として購入した球根を植えたものだ。植えるときに,どの球根がどんな花を咲かせるのかは,まったくわからない。それでも不思議なことに,ピンクのユリ咲きの花が1つのプランターに集まって咲いたり,2種類のバイカラーの花が1つのプランターに集まって咲いたりする。
 同じ品種の花ならば同じ時期に咲くことになるだろうから,少しくらい違う花が混ざっていても,1種類の花だけが咲いたように見えるかもしれない。そういうことを差し引いても,不思議と同じ品種の花をまとめて植えてしまうようだ。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

バイカラーの花についた水滴に,別のバイカラーの花を映りこませた状態で撮りたいのだが,今日もともかく風が強い。残念ながら,拡大撮影には厳しい状況である。


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