撮影日記 |
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2019年02月12日(水) 天気:晴Nikon D5000には非Aiレンズを装着できるニコンの一眼レフカメラ用交換レンズは,絞りの情報を伝達する方法の違いによって,大きく3つに区分できる。 ガチャガチャ(非Ai)レンズ Aiレンズ CPUレンズ 非Aiレンズ,Aiレンズ,CPUレンズは,それぞれの方式に対応したボディと組みあわせることで,すべての機能を滞りなく利用できる。ただし,互換性への配慮がまったくないわけではない。Aiレンズには非Aiレンズと同じF5.6の位置に爪が設けられているものも多く,CPUレンズでも絞りリングのあるものには,Ai方式と同様な切り欠きが設けられていた。またニコンは,非Aiレンズの絞りリングをAiレンズと同様のものに交換するサービスや,CPUレンズに非Aiレンズと同様な詰めを取りつけるサービスなどを提供していたことがあった。 ところで,最近のデジタル一眼レフカメラのうち,エントリーモデルと位置づけられるものは,古いレンズとの互換性があっさりと割愛されている。具体的には,露出計やAEはCPUレンズ装着時にしか動作しないこと,Aiレンズとの連動ピンを省いていることがある。 ところが,エントリーモデルのデジタル一眼レフカメラでも,初期のものと比較的最近のものとでは,少し相違点がある。 これは,2009年に発売された,Nikon D5000である。 こちらは,2004年に発売された,初期のエントリーモデルであるNikon D70である。 これらのレンズマウント部を,くらべてみよう。 Nikon D5000は,ピントリングを駆動させるモーターを内蔵していないオートフォーカス用レンズのピントリングを駆動させるボディ側のモーターも省されている。上側のNikon D5000のレンズマウント部には,そのためのリンク機構がないことが一見してわかる。 さて,この2つには共通して,手前に小さなピンが見えている。これは,絞りリングのあるタイプのCPUレンズを装着したときに,それが最小絞りになっているかどうかを検出するためのものである。上側のNikon D5000では,レンズ側の突起が回転してきたときに奥に押し込まれるようになっているのに対し,下側のNikon D70では,レンズ側の突起が回転してきたときに同じように横にずれるようになっている。 Kodak DCS 460と組みあわせて使うNikon F90Xに,Aiレンズ連動ピンを撤去するような無理な改造を施さなくても,非Aiレンズをデジタル一眼レフカメラに装着できるのである。 |
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