撮影日記


2017年06月15日(木) 天気:晴

こんどは「ページもの」をオンデマンド印刷でつくろう

以前から,ぜひ取り組んでおきたいことがあった。それは,この「撮影日記」を印刷物にすることである。だらだらと惰性で書き続けて,20年がすぎた。見方を変えれば,すでに相当量の原稿ができていることになる。だから,適当に編集して,印刷するだけだ。
 先日,オンデマンド印刷のサービスを使って,小さな写真集を作成した(2017年5月28日の日記を参照)。これが,思ったよりも具合がよい。費用も手ごろなので,このサービスを利用することにしよう。

まずは,基本となるレイアウトを考える。画像は,あらためてスキャンしなおすと大仕事になるので,基本的にWeb上に公開したものを利用し,必要に応じて別の画像に差し替え,あらたな画像の追加,スキャンのやり直しなどをすることにした。そのため,画像はあまり大きくは扱わないことになる。
 画像を大きくできないことから,文字もやや小さめにする。ワードプロセッサで初期値になっている大きさよりも少し小さくする。これらをふまえ,判型はA5判が適していると判断した。
 つぎに,1997年の撮影日記の1月分のデータを使って具体的に文字や画像の配置を考える。そうしたところ,「1997年の撮影日記」が140〜150ページくらいでおさまりそうに思われた。そこで,144ページでおさめることを目指して,編集することにした。
 編集の方針としては,つぎのようなことを考えた。
 個人の日記であるから,当時の状況を記録しているという面がある。一方で,書いた自分自身しか知らない背景のもとに書いている可能性もある。当時の状況を知らずにはじめてこれを読んだ人でも内容を理解してもらえるように,できるだけ注釈をつけるようにした。
 できるだけ原文を維持するが,背景の説明が相当に必要なもの,当時の仲間にしか通じないような内輪ネタなど,冗長なものについては割愛したりわかりやすく書き換えるなどの改変は,容認することにした。

編集したデータがようやく完成したので,印刷の発注をおこなった。144ページの「本」ができあがってくるのが,楽しみである。

「1997年の撮影日記」は,数年前に誤字等を見直し(それでもまだ,かなり残っていたが),内容を整理し,画像を追加しているから編集しやすかった。つづいて編集しようと考えている「1998年の撮影日記」には,そのような手当てをしていない。編集作業とくに画像の準備が面倒なことになりそうだ。


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