撮影日記


2017年06月11日(日) 天気:曇ときどき雨

路面電車まつり

6月10日は,「路面電車の日」とされている。この日にあわせて,各地の路面電車事業者がイベントを開催している。広島電鉄の「路面電車まつり」を訪れるのは,はじめてのことである。
 会場の混雑ぶりがどの程度なのか,まったく見当がつかなかった。ただ,「広電本社前」行き電車の車内が,しだいに子ども連れの人の割合が高くなっていることは十分に実感できる。子ども連れではないがカメラをもっているような人は,見かけない。
 現地に到着すると,長蛇の列が見える。到着は,開場時刻より少々遅かったのだが,すでに会場外に伸びる列があるのだ。入場規制がかかるほど,人が集まるイベントなのか?案内の人の説明で,事情はすぐにわかった。この列は,鉄道部品やグッズなどの購入希望者の列であるという。子ども向けのイベント参加や工場見学などは,つねに短い列ができている程度で,待ち時間が長いわけでもなく,寂しい状態でもなく,適度ににぎわっていてよい。

FUJI FinePix S2 Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

こういうイベントは,車両工場は検査場のなかを見ることができる貴重な機会である。

FUJI FinePix S2 Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

作業場になにやらテーブルが置いてあると思ったら,車両のドアであった。

FUJI FinePix S2 Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

この不思議な車体は,昔のイベントで使用したものであろうか。

FUJI FinePix S2 Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

展示用車両に,ふだんは見ることのない「レア幕」を表示させているのは,いわゆる「撮り鉄」な人のためへのサービスであろうか。この「的場町」行きだけは,実際に使われたことがある,という話を聞いたことがない。
 たぶん,広島駅前あたりでトラブルが起きたときに,比治山下経由の電車を的場町で折り返させるような,緊急対応のためのものであると思われる。たしか比治山線には,的場町電停の比治山下方面に,渡り線があったはずだ。一方,本線のほうにはない。このことからも,万一のときに,比治山線の電車を的場町で折り返させられるように用意しているものと思われる。
 的場町行きの電車に乗って,カメラを買いに行こう!というのも,ネタとしてはおもしろそうであるが。

さて,こういうイベント会場では,昼食をどうするかが1つの重要なポイントになる。会場内に出店があるので,そこを利用するのがよいが,広電本社工場のすぐ裏には,スーパーマーケットMadamJoyがあるので,必要に応じてそちらを利用してもよいだろう。


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