撮影日記 |
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2014年8月1日(金) 天気:曇のち小雨やはり なぜか安かった「アクメルMD」広島駅を18:22に発車する「みずほ」に乗れば,新大阪駅には19:44に到着する。それから梅田へ移動しても,時刻はまだ20時を過ぎたあたり。八百富写真機店は,まだまだ絶賛営業中の時間帯である。たいへん,ありがたいことである。いや,危険極まりない迷惑なことである(笑)。 「アクメルMD」(ACMEL MD)の「ストロボセット」である。 ところで,2010年に購入した1台目の「アクメルMD」は,ピント調整レバーの目盛がかなり薄くなっており,判別が困難な状況にあった。そこで目盛の位置に線を少し彫り,塗料を塗ることで,目盛だけはなんとか確保して使っている。ただし目盛につけられた数値までは書きこめていない。 ピント調整レバーをシャッターレリーズボタンのほうへめいっぱい動かせば,そこは最短撮影距離の「0.3m」になる。反対側へめいっぱい動かせば,そこは「∞ (無限遠)」だ。めいっぱいの位置でいいのだから,この2つの指標は省略した。間にある指標は,シャッターレリーズボタン側からそれぞれ,「0.6m」,「1m」,「2m」,「4m」をあらわすことになる。「4m」の指標がちょっと大きいのは,そこには「4」とともに「●」がつけられていたから。たぶんこれは,「ここにあわせておけば,だいたいパンフォーカスですよ」という意味だろうと推測していた。 このたび購入した「アクメルMD」も,やはりピント調整レバーの目盛が薄く,判別しにくくなっている。 この部分はもう,どうしようもない「欠陥」としか言いようがない。店員さんも,「ただの印刷だからしかたないですよねえ」と仰せである。そして店員さんが聞いた話として,「テープを貼って保護している人や,透明のものを塗って保護している人もありますよ」ということも教えてくださった。なるほど,このたび購入した2台目については,その方法も検討してみる価値はありそうだ。 また,取扱説明書によって,「アクメルMD」に搭載されたレンズの名称が「アゾノン」であるということもわかった。 「アゾノン」という名称はカメラにも記されておらず,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」や「写真用品ショー」のカタログにおける「アクメルMD」の広告にも記されていなかったことである。 レンズの「名前」などどうでもいいことかもしれないが,大げさに考えれば,あらゆるものは「名称」が与えられてはじめて存在を認識されるのである。道端に咲く小さな花だって,その名前を知らなければ「雑草」として,見向きもしないだろう?小さい画面に意外ときちんとした像を結んでくれるレンズが,いつまでも「名無しさん」では寂しいと思わないか? ところで,「アクメルMD ストロボセット」のケースには,なにも入っていない四角い穴と丸い穴がある。フルセットで入手したと言いながら,なにか欠品があるんじゃないか?と思った人もあるかもしれない。だが,それはしかたない。左端の大きな四角い穴にはフィルムが,中央の小さな四角い穴にはフラッシュ用の電池(CR123A),2個の丸い穴には本体用の電池(CR-1/3N)が入っていたのである。 それにしても「アクメルMD」は,そんなにも人気がないのだろうか? |
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