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2025年08月17日(日) 天気:晴マウントアダプタはライカMマウント用を中心にまた,マウントアダプタを買った。ライカMマウントレンズを,ソニーEマウントのカメラで使うためのマウントアダプタである。なお,ソニーEマウントのカメラとしては,α NEX-C3やα7を確保しているが,ライカMマウントのレンズは1本も確保していないし,確保する予定もない。ライカMマウントのカメラも所有していない。 ![]() このマウントアダプタを購入したのは,将来,異なるマウントのカメラが増えたときのためを思ってのことである。 レンズ交換式カメラのシステムにおいて,カメラボディとレンズとの接合部は,マウントとよばれる。メーカーや,カメラのシリーズによって,異なる形状のものが採用されていることが多い。それぞれカメラやレンズのもつ機能が異なっていたり,連動機構にそれぞれさまざまな工夫がされているため,異なるシステムで交換レンズが共用できないのは,ある程度,しかたのない面はある。一方で,デジタルカメラを発売しなかったメーカーのカメラで使われていた特徴ある交換レンズを,現代のデジタルカメラで使ってみたいと考える機会は少なくない。異なる形状のマウントをもつ,カメラボディと交換レンズとを接合するために,さまざまな種類のマウントアダプタが発売されている。 マウントの表面から撮像素子(あるいはフィルムなど)までの長さは,フランジバックとよばれる。一眼レフカメラでは,マウント部から撮像素子までの間にファインダーへ像を導くためのミラーが入っているため,一眼レフ式ではないカメラにくらべてフランジバックが長いものになっている。レンズは,撮像素子から離れるほど,近くの被写体にピントが合う。そのため,フランジバックが短いビューファインダーカメラやいわゆるミラーレスカメラ用のレンズを,フランジバックが長い一眼レフカメラで使おうとすると,マウントアダプタがあったとしても接写しかできないことになる。その逆に,ビューファインダーカメラやいわゆるミラーレスカメラには,適合するマウントアダプタを使うことで無限遠にまでピントを合わせて使うことができる。 ![]() ソニーEマウントのデジタルカメラに,京セラ/ヤシカのツァイスレンズを装着して使用することもできる。また,フィルムの一眼レフカメラとしていまひとつ広く行きわたらなかった,ましてやデジタル一眼レフカメラのシステムに発展することがなかった,マミヤZE用のマミヤセコールレンズを活用できる貴重な方法にもなっている。 ![]() マミヤZE用のレンズもデジタルカメラで活用できる。ソニーEマウント用のマウントアダプタをいろいろと買いそろえてきたが,その後,富士フイルムXマウントのカメラを入手した。同じようにマウントアダプタを買いそろえるのは,少しばかりおっくうに感じるし,ソニーEマウントとは違って,富士フイルムXマウントにはライカ判サイズの撮像素子をもつカメラが用意されておらず,マウントアダプタを買い集めようというモチベーションがあがらない。また,今後,ニコンZマウントのカメラを入手することがあるかもしれない。そうなると,また,マウントアダプタを買い集めなければならないことになる。 ![]() |
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