撮影日記


2025年06月28日(土) 天気:晴

早い梅雨明け

昨日,近畿から九州にかけて,梅雨明けしたらしい。平年では,7月20日前後になるので,20日以上も早い梅雨明けである。なお,今年の梅雨入りは少し遅かった(2025年6月14日の日記を参照)ので,梅雨の期間がごく短いものだったということになる。梅雨入りすると,雨が降ったりやんだりするような日が数週間ほど続き,激しい雨が降ってしばらくすると梅雨明けになるという印象がある。今年は,雨の日が続いた期間は1週間くらいしかなかったし,梅雨明けを思わせるような激しい雨もない。暑い日が続いていたこともあって,今年はほんとうに梅雨があったのかどうか,いまひとつ実感ができていない。このままだと,夏場の水不足が話題になりかねないところだが,さて,今後の天気はどのように移り変わるであろうか。
 今日は,所用あって京都市内を訪れている。実際に梅雨明け宣言はされているわけで,ここも梅雨明けらしく,よく晴れている。京都市内といっても,観光客でごったがえしているような市内中心部ではないから,人気も多くない。それでも京都は。いたるところに観光スポットとよべる名所があるから,油断はならない。
 そんなスポットのそばに,静かな公営団地があった。
 今日は,写真を撮るのが目的で訪れたわけではないので,コンパクトさを優先したカメラを用意している。まず,Panasonic LUMIX DMC-FM07をもって,その団地に近づいてみる。

LUMIX DMC-FX07 (LEICA DC VARIO-ELMARIT 4.6mm〜16.8mm F2.8〜F5.6)

つくられてからそれなりの年数がたっているようであるが,公共のスペースらしきところでは,きちんと花の手入れがなされており,印象はよい。

同時に,FUJI FinePix F10も用意している。コンパクトデジタルカメラとはいえ,2台も用意すると重さがそれなりのものになってしまうわけだが,よりコンパクトなLUMIX FX-07と,撮影の自由度が高く感じるFinePix F10を使い分けてみたい。

FinePix F10 (FUJINON ZOOM LENS 8mm-24mm F2.8-F5)

コンパクトデジタルカメラは,手を伸ばして自由なアングルで撮れるというメリットがある。コンパクトデジタルカメラでも,被写体にじゅうぶんに寄ることができたり,ある程度の絞りやシャッター速度,露出補正を選択できる自由度があったりする機種だと,なにかと都合がよい。

FinePix F10 (FUJINON ZOOM LENS 8mm-24mm F2.8-F5)

ただし,今日のように日差しが強い場面では,液晶モニタをファインダーのかわりにして撮るのは,やや困難である。周辺が明るすぎるので,撮影後の画像も確認しにくい。光学ファインダーを内蔵した機種であれば,光学ファインダーで撮ればよいわけだが,それでは液晶モニタをファインダーのかわりに使える,コンパクトデジタルカメラのメリットをスポイルすることになってしまうので,光学ファインダーの有無にはこだわらない。

それでも,どうしても光学ファインダーを利用して撮りたいならば,一眼レフカメラのほうが好都合である。Nikon D40Xは入手したばかりの機種であるが,ニコンのデジタル一眼レフカメラの基本操作はほぼ共通なので,違和感なく使うことができる。

Nikon D40X, NIKKOR-N Auto 24mm F2.8

このたびは,広島から京都への移動に「WESTERポイント超特典きっぷ」というものを使用した。これは,本来の価格の約75%引きで新幹線を利用できるというものである。ただしいろいろと制約があり,まずは,全額をポイントで支払う必要がある。そして,これはJR西日本が発売するきっぷなので,新幹線を利用できるのは新大阪駅までとなる。広島駅から新大阪駅まで「のぞみ」の普通車指定席を利用すると,10950円かかる。そこを2730ポイントで利用できるようになっている(「さくら」に乗車してきたので,さらに安く2600ポイントで利用できた)。このくらいのポイントであれば,いつのまにかたまるものである。新大阪駅から京都駅までは在来線の新快速を利用することになり,その乗車券は別に購入する必要があるが,その金額をふまえても気分的には実質無料である。まだポイントは残っているので,帰路もこのきっぷを利用する予定である。

← 前のページ もくじ 次のページ →