撮影日記


2024年11月25日(月) 天気:晴

紅葉は街なかで楽しもう

気がつくと,今日からは11月さいごの週になる。来週はもう,12月になるのである。連日のよう35℃になっていた,この夏の猛暑も,すでに過去のものになった。朝晩はずいぶんと,冷えるようになっている。
 この秋は結局,いわゆる紅葉狩りに出かけることはなかった。夏の猛暑だけではなく,残暑も長く続いた影響なのか,ヒガンバナの開花はいつもの年よりずいぶんと遅いものになっていた(2024年10月20日の日記を参照)。こういうときは,紅葉の進行も全体に遅くなるものである。また,葉がじゅうぶんに赤くならないうちに枯れてしまう傾向もある。そう考えると,わざわざ紅葉を撮りに遠出しようという気になりにくい。それでも例年より遅いタイミングででかけようかとも考えたが,11月3日をはさんだ連休の前に大雨が降った。大雨の影響は大きいものがあり,三段峡の遊歩道は,大半の区間が通行止めになってしまった(2024年11月9日の日記を参照)。なお,三段峡では黒淵の渡船の営業が,昨日で終了している。

芸北方面の名所では,紅葉のシーズンが終了した。これからは,低地の紅葉が見ごろになる。春には花を楽しめる,「楠木の大雁木」にある3本のサクラの木も,ほどよく紅葉している。

Nikon D800, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

落葉も進んでおり,雁木の石段に,ほどよく降り積もっている。

Nikon D800, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

入手したばかりの,Nikon D800を使ってみている。組み合わせるレンズをAF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDにしておけば,なにを撮ろうと思っても,まず困ることはない。そして晴れた日の順光で撮れば,きれいに写らないはずがなく,これはまあ問題ない。
 逆光の条件で,葉を透過光にして撮る場合も,きれいに写る。しかし,Kodak DCS Pro 14nではとくに調整などしなくてももうすこし透明感のようなものを感じられたように思っており,それが好みだったので,Nikon D800の設定をいろいろ試してみる必要がありそうだ。もう1点,Kodak DCS Pro14nにはあった縦位置レリーズボタンがNikon D800にはなく,縦位置で撮りたいときのときにはすこし物足りない。縦位置グリップも入手しておくのがよいのかもしれない。
 春にはサクラの花のトンネルになる歩道が,紅葉の歩道になっている。

Nikon D800, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

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