撮影日記 |
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2024年08月14日(水) 天気:晴ヒマワリは夏に似合うが暑すぎる大阪市でも,連日,最高気温が35℃をこえる「猛暑日」である。7月後半以降,たまに最高気温が35℃をこえなかった日があったとしても,34℃台の後半であり,ほぼ連日の猛暑日だったのである。そして,日の最低気温は7月17日以降,25℃を下回ることがない。 「ひまわりウィーク」というポスターが貼られているのを見かけた。長居公園(大阪市東住吉区)内にある「長居植物園」では,ちょうどヒマワリが見ごろだという(*1)。今日はよく晴れており,危険な暑さが予報されている。こんな日に,外へ出たくはない。とはいえ今日は,時間にゆとりがある。長居公園までは,散歩がてらにふらふらと訪れることができる距離である。ちょうど見ごろだということだし,植物園内はそれなりに日陰もあるだろうから,行ってみることにした。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDとはいえ,あまりに人が多すぎるので全景を撮るのはあきらめる。ほかの人も同じように考えるのだろうか,お立ち台に長時間とどまる人はいないようである。結局,接写気味に撮ることになるのであった。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDさらに,ローアングルで見上げるように撮ることで,太陽に向かって咲くというヒマワリを強調できる。しゃがみこんで撮っていれば,ほかの人の視野を遮ることも少ないだろう。また,ヒマワリはほどよく背が高いので,ウエストレベルファインダーやチルト液晶モニタも必要ない。しゃがみこむだけで,じゅうぶんである。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDヒマワリがきちんと列になって並んでいるようすを強調しようと,縦位置でも撮ってみた。この場合は,少し絞って,背景がボケすぎないようにしたい。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED視点の高さを変えて撮っていると,花にハチなどが集まってきていることに気がついた。この猛暑でも,昆虫は元気なようである。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDそのような被写体を見つけてしまうとさらなる接写をしたくなるものだが,今日はマイクロニッコールもタムロンのマクロレンズも用意していない。しかし,1/2倍をこえるような接写をするわけでもないので,最短撮影距離が0.3mのYONGNUO YN 40mm F2.8Nでじゅうぶんである。 Kodak DCS Pro 14n, YONGNUO YN40mm F2.8Nヨンヌオの40mm F2.8レンズは,接写に特化したレンズではない。それでも,最短撮影距離が0.3mなので,被写体に近づけないというストレスを感じることはない。被写体が動いているなど,三脚を使わずに手持ち撮影をするのであれば,これくらの接写がほどほどである。コンパクトなレンズなので,予備的に常備していても負担にならないのも,なにかと好都合である。高倍率ズームレンズとコンパクトな標準系のレンズがあれば,困ることは,ほぼないだろう。 ヒマワリはきれいであったが,あまりに暑かったこともあり,実際にここでヒマワリを撮っていた時間は1時間ほどである。このあと,植物園の中央にある大池のほとりに移動した。ちょうど,ハスの花がまだ見られる状況である。ちょうど,大池の中央にある噴水と重なる状況を楽しむことができた。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDなお,今日の最高気温は,38.1℃になったらしい。よりによって,この夏いちばんといえる暑さの日(厳密には,8月4日に38.3℃を記録しており,38.1℃というのはそれに次ぐ暑さである)に,写真を撮りに出歩いたわけである。帽子をかぶることは好きではないのだが,こういうときに日傘はじゃまになりかねないので,つばの広いタイプの帽子を入手することも考えた方がよいのかもしれない。
*1 ひまわりウィーク(長居植物園) |
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