撮影日記 |
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2024年07月01日(月) 天気:大雨警報Nikon D2XとNikon D2Hを同時に使いたい初期のデジタルカメラの撮像素子は,CCDというしくみのものが使われていた。そののち,CMOSというしくみのものに変わっていくが,ニコンではLBCASTという独自のしくみの撮像素子を使っていたことがある。これを採用していた機種は,デジタル一眼レフカメラNikon D2H(と,それがモデルチェンジしたNikon D2Hs)だけである。Nikon D2Hは連続撮影において高い性能を重視したもので,このあとに撮像素子の画素数を高めたNikon D2Xが発売されている。Nikon D2Xの撮像素子は,LBCASTではなく,CMOSタイプのものが使われている。 Nikon D2Xの撮像素子は,LBCASTではなく,CMOSタイプのものが使われている。撮像素子の大きさは,どちらもいわゆるAPS-Cサイズのものである。画素数は,Nikon D2Hのものは400万画素,Nikon D2Xのものは1200万画素である。いまとなってはこの程度のスペックは,なにかと物足りなく感じるかもしれない。しかし,600万画素あれば四つ切サイズのプリント出力に対応できるから,1200万画素あれば一般的な用途には問題ない。これらの機種は,いまでもじゅうぶんに,実用的なのである。 充電は問題なく完了し,カメラの動作も問題ない。このバッテリーパックは,撮像素子の大きさがライカ判サイズになった後継機,Nikon D3シリーズでも使うことができる。いまのところ,それを入手する予定はないが,互換品のバッテリーパックも,いつまでも容易に入手できるとはかぎらない。バッテリーパックと充電器は,入手できるうちに予備を確保しておきたいものである。 |
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