撮影日記 |
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2023年01月01日(日) 天気:晴撮り初めはいつも叡福寺から大阪にどうしても帰省できない年を除いて,初詣には叡福寺を訪れるようにしている。今年は久しぶりに,電車とバスを乗り継いで訪れることにした。以前は初詣の時期でも,ここを訪れる人はそれほど多くなかったような印象があるが,いつしか駐車場が混雑して入りにくく感じられるようになってきた。駐車に苦労するくらいなら,電車とバスとで訪れたほうが,気が楽というものである。 FUJIFILM X-T10, FUJINON XC 16-50mm F3.5-5.6 II叡福寺は,聖徳太子の御廟があることで有名である。そして町のなかは,マンホールの蓋も飛び出し注意の標識も,聖徳太子づくしである。 周辺には社寺も多く,古墳とされるものも多数ある。その中には用明天皇(聖徳太子の父親にあたるとされる)陵とされるものや推古天皇(聖徳太子の叔母にあたるとされる)陵とされるものもあるなど,聖徳太子との関連づけがされている。また,観光案内マップ(*1)によると「伝蘇我馬子墓」とされるものが近くにあるが,一般的に蘇我馬子の墓は,奈良県の明日香村にある石舞台古墳であると考えられているはずである。このあたり,いろいろな伝承があるのだろう。そもそも日本書紀成立以前の出来事であり,どこまで正確なことが伝わっているのかは,よくわかっていない面もあるようだ。 帰りのバスの時刻まで余裕があるので,「伝蘇我馬子墓」をさがしてみた。案内板には史跡として記されているものの,その場所がよくわからない。何度かぐるぐる回った結果は,どうやら個人の家の裏手にあたるような場所だとしか考えられない。しかし,現地に案内標識などもなく,確信がもてない。午後には別の用事があるため予定しているバスを逃すわけにはいかないので,今日はそこまで踏み込むのはやめておいた。
*1 太子町観光案内マップ (太子町) |
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