撮影日記


2019年12月14日(土) 天気:晴

日本カメラ博物館の開館30周年記念品とは

明日は朝から,東京で仕事がある。前泊のために,お昼前の「のぞみ」で東京へ向かった。この時間帯の「のぞみ」に乗ることは,あまりない。もっと早い時間帯か,もっと遅い時間帯のことが多いのである。今日も,もう少しあとの「のぞみ」に乗る予定だったが,出発前の用事が早く片付いたので,早めに出かけることにした。乗車直前に指定券を変更することにしたのだが,コンセントのある窓側の席は,E席もA席も空いていない。なんとか最前部のB席を確保したが,どうしても3人掛けの中央というのは窮屈だ。
 幸いなことに,C席(3人掛けの通路側)の人が名古屋で下車したあと,そこは空席になった。
 しばらくすると,スマートフォンのカメラの「シャッター音」がなんども聞こえてくる。窓の外には,きれいな富士山が見えていた。「のぞみ」の車内から,このようなきれいな富士山を見ることができたのは,何年ぶりだろうか。最前部の席で,通路側が空席だから,すぐにカメラをもってデッキへ移動できる。

Nikon D5000, AF-S DX Zoom-NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR

今日,用意しているカメラは,Nikon D5000と標準ズームレンズだけだ。お気軽に撮影するだけならば,これでじゅうぶんである。コンパクトなカメラは,基本的になにかと便利なのである。

当初の予定より,少し早く東京に着いたので,JCIIフォトサロンに立ち寄ることにした。先月,ここを訪れたとき(2019年11月4日の日記を参照)には日本カメラ博物館の開館30周年を記念して,収蔵作品による「JCIIフォトサロンコレクション展 《前期》」が開催されていた(*1)。この展示は12月1日までで,12月3日からはその《後期》の展示がはじまっている(*2)。なんとも都合のよいタイミングで,東京での仕事が発生してくれたものである。
 さらに,日本カメラ博物館では,開館30周年記念の「スタンプラリー」が開催されている。期間中(2019年10月29日〜12月25日)に,日本カメラ博物館での「特別展 カメラと写真家」およびJCIIフォトギャラリーでの「JCIIフォトサロンコレクション展 《前期》」「JCIIフォトサロンコレクション展 《後期》」を鑑賞するたびに,スタンプを押してもらえ,3つたまれば記念品をいただける,という企画である。
 前回,東京で仕事が発生したのは,この企画がはじまってまもないころであった。そのときに,「JCIIフォトサロンコレクション展 《後期》」を訪れる可能性などみじんもなかったのであるが,「特別展 カメラと写真家」およびJCIIフォトギャラリーでの「JCIIフォトサロンコレクション展 《前期》」のスタンプはいちおうもらっておいた。つまり今日,スタンプが3つたまって,記念品をいただくことができたのである。

歴史的カメラ審査委員会によって選定された「日本の歴史的カメラ」の代表的な機種が描かれた,手ぬぐいである。これはたしかに,よい記念品である。使うのが,もったいない。

*1 JCIIフォトサロンコレクション展 《前期》 (日本カメラ博物館)
http://resume.jemcgarvey.com/

*2 JCIIフォトサロンコレクション展 《後期》 (日本カメラ博物館)
http://resume.jemcgarvey.com/

*3 日本カメラ博物館開館30周年記念スタンプラリー (日本カメラ博物館)
http://resume.jemcgarvey.com/

*4 日本カメラ博物館 開館30周年記念 特別展 カメラと写真家 (日本カメラ博物館)
http://resume.jemcgarvey.com/


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