撮影日記


2019年03月26日(火) 天気:晴

サクラが咲いた

サクラが咲く時期になると,気象台がいつ開花を宣言するのかが話題になる。
 気象庁では,ウメやタンポポなどの植物やヒバリやウグイスなどの動物の状態が,季節によって変化する現象を観測している。これを,生物季節観測とよんでいる。生物季節観測によって,気象が生物にどのような影響を与えているのかを知るとともに,季節の変化が遅れているか進んでいるかなどを知ることができる。
 サクラについては,各地に基準となる標本木が決められており,その木で5〜6輪以上の花が開いたときに,開花が宣言される。広島では,縮景園にあるソメイヨシノの1つが標準木に指定されている。今年は,3月22日に開花が宣言された。
 私は個人的に,「楠木の大雁木」にあるサクラの木を標準木にしている。先週はまだ,1つも開花していなかった。今日はすでに,多数の花が咲いている。私もここで,開花宣言をしようと思う。たぶん22日には,開花宣言にふさわしい状況になっていたのではないか,とは思う。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

ここには,3本のサクラが並んでいる。今日,じゅうぶんな開花が見られたのは,そのうちもっとも下流側にあるサクラだ。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

なお,もっとも上流側の木は,まだ1つも開花していない。まんなかの木には,咲いている花を3輪ほど見つけることができた。まだ全体がつぼみの状態のときは,たった1つだけ咲いている花でも,とてもよく目立つ。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

この周辺のサクラ並木もまだ,全体としてはほとんど咲いていない。それでもすでに,春の到来を楽しもうとする人たちが集まっているようすを見ることができる。花が満開になるころには,人も満員になることだろう。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

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