撮影日記


2018年09月22日(土) 天気:曇ときどき晴

ヒガンバナの季節到来(3)

ヒガンバナの見ごろ,撮りごろは,短いものである(2018年9月19日の日記を参照)。今週はじめに撮った場所は,もう,撮りごろを過ぎてしまっただろう。
 だから,別の場所で,ヒガンバナのようすをうかがう。
 今日も空には雲が広がるが,ときおり晴れ間が見える状況だ。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

TAMRON SP 90mm F2.5が見せてくれる「とろけるようなボケ」の魅力は大きいが,使い慣れたレンズにある安心感は,かえがたいものがある。だから今日は,マイクロニッコールを使う。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

この群落は,木陰にある。そのことは,川土手の群落よりも開花時期が少し遅いことに,影響しているのだろうか?
 ただ,去年もほぼ同じ時期に,見ごろ撮りごろを迎えていた(2017年9月22日の日記を参照)。今年の夏は,これまで以上の猛暑だったにもかかわらず,ヒガンバナはほぼ同じ時期に開花したのである。
 ヒガンバナといえば赤い花だが,ときどき白い花も見かける。去年,この群落では1本だけ,白い花が見られたのだが,今年はその姿を見かけなかった。以前は赤い花しか見られなかったはずだ。この周辺には,ところどろこに白いヒガンバナが見られるので,どこか近くから根を伸ばしてきたとでも,言うのだろうか?

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

もちろん,白いヒガンバナが全滅したというわけではなく,少し離れた別の群落に,白いヒガンバナを見つけることができた。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

ヒガンバナを撮るならば,遠くの名所の情報をつかむだけでなく,身近な場所で,状況を観察しやすいヒガンバナの群落の存在を,複数個所つかんでおくようにしたいものである。


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