撮影日記 |
---|
2018年04月01日(日) 天気:晴れ壊れたノズルが描いたフレッシュな線昨秋に植えたチューリップは,日に日に開花が進んでいる。しかしまだ,咲いている花のほとんどすべては,赤色あるいはピンク色のものばかりだ。これらの色の花は,たまたま開花時期が少し早いということのようである。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S全体に緑色だったつぼみも,しだいに本来の色の部分が増えてくる。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S花びらについた水滴も,直射日光を浴びて光り,輝く。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S花のなかにある蕊のシルエットが,花びらに映っている。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S水滴がついている花の姿は,とても艶めかしい。だから,小さな霧吹きを用意して,山あるいは公園などに咲いている花に水をかけて撮る人もある。一方で,霧吹きでつけた水滴は,自然の朝露や雨でついた水滴の形にかなわない,などと評する人もある。気分の問題もあるが,乾燥しているときに花のごく一部分にだけ,ごく少量の水をつけても,すぐに蒸発してしまうだろうことは影響しているかもしれない。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S「シャワー」よりは繊細で,霧吹きよりは豪快な,うまい具合の水の勢いだ。実際には細かいしぶきだが,勢いはかなりある。露光時間は1/250秒くらいだが,水はほどよく流れて,短い線を描いている。朝日に照らされた花に,勢いよく水がかけられて,フレッシュで元気なイメージが描かれたのではないだろうか。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S自宅に植えている花だから,水は自由にかけ放題。あえて,水を花にかけない構図を試みる。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8Sあるいは水をすべて,ボケの領域にしてしまう構図も試みる。 |
← 前のページ | もくじ | 次のページ → |