撮影日記


2018年04月02日(日) 天気:晴れ

2年目の「球根ガチャ」

チューリップの球根は,秋に植える。すると,翌春に花を楽しむことができる。花が咲いた後,夏までに球根をうまく太らせることができると,翌年も花を咲かせることができる。
 一昨年も,100球のチューリップ「球根ガチャ」を買って植えた(2016年11月13日の日記を参照)。いくつかの球根は,その翌年も花を咲かせそうなくらいに太ってくれた。それらはまとめて,1つの植木鉢に植えておいた(2017年11月3日の日記を参照)。

つまりこれらは,2年目の「球根ガチャ」である。

花が咲いた後にうまく太ってくれた球根たち。
Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

まず咲いたのは,赤色の花が2輪とピンク色の花が1輪である。昨年も咲いたものと,同じ種類の花であろう(2017年4月9日の日記を参照)。1年目の球根であれ,2年目の球根であれ,まずは赤色系の花が咲くようだ。

Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

いつものように軽く水をかけて,水滴が残った状態で,水滴の1つにピントの中心をおいて撮る。同じ赤色の花が後ろボケになるように配置するのも,いつものパターンである。

Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

ピンク色の花は,少し黄色味がかかっている。先端に水が残る姿は,妙に艶めかしい。

Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

その黄色味を大きく前ボケにすれば,色のグラデーションを楽しめる。

Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

開きかけた赤色の花を真上から接写したものを縦位置で見れば,唇を求めてきているように感じられるだろう。そう,まさに「チュー」「リップ(唇)」である。

Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

まだ閉じている赤色の花を真上から接写すれば,その先端についた水滴も含めて,別の意味で艶めかしく見えてくるのではないだろうか。
 花は,色彩を楽しむのも1つの見方,その形を楽しむのも1つの見方なのである。


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