撮影日記


2018年03月31日(土) 天気:晴れ

チューリップの季節到来

連日のあたたかさが,サクラの開花を一気におしすすめた。それは,サクラだけではなく,チューリップの開花も促したようだ。すでにいくつもの球根が,花を咲かせている。
 昨年の春は,「ごちゃまぜ」のチューリップを楽しんだ。販売店で荷崩れ事故があり,さまざまな花色や品種の球根がまざってしまったという。球根を見ただけでは花色や品種を判別することはできないので,ふつうは売り物にならず,廃棄することになる。ところがこれを「球根ガチャ」として売り出したところ,Twitterを中心におおいに話題になり,無事に完売できたという。
 これが話題になり完売にいたった理由は,いくつか考えられる。Twitter上での「助けてほしい」というメッセージに,多くの人が応じることになったのも,大きな要因だろう。だがそれはきっかけのようなものであり,「チューリップの球根100球が安い」ということが,なによりも強い要因のはずだ。そして,「なにが咲くかわからないワクワク感」の本質を,「ガチャ」という語句がうまく表現できたということも,無視できないだろう。

実際に,「なにが咲くかわからない」「少し高価なレア品種が混ざっているかもしれない」という感覚は,とても楽しいものであった。また,「100球」というのは驚くような量ではない。小さめのプランターにゆったり並べても,10球は余裕で植えられる(2016年11月13日の日記を参照)。咲いたときに豪勢に見えるよう,むしろ窮屈なくらいに植えたほうがよいかもしれない。そう考えて今回は,少し詰め気味に植えた。具体的には,前回は10球を植えたプランターに,今回は12球を植えたのである(2017年11月3日の日記を参照)。

昨年11月3日に,あたらしい球根を植えた。
Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

球根は「ごちゃまぜ」のはずだが,不思議と同じ色の花が集まっている。たぶん,品種などによって,開花時期が微妙にずれることになるのだろう。逆に言えば,同じ品種の花はほぼ同時期に開花する,ということか。

Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

つぼみにも色がつき,大きく膨らんできた。チューリップの開花も,近い。今年はどんな色でどんな姿の花を見せてくれるだろうか。

Koda DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

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