撮影日記

2017年12月04日(月)　天気：晴

広島城ライトアップをオートニッコールで撮る

12月10日は，国際連合によって「世界人権の日」とされている。日本ではその直前の1週間，12月4日から12月10日を「人権週間」としている。人権週間に関するイベントの1つとして，広島城がレインボーカラーにライトアップされている(*1)。
　いろいろな色でライトアップされるというからには，あまり明るくないことが考えられる。F1.4の明るいレンズをAEで使いたいと考えたこと，単にきれいに写るだけでなくフレアがかるなど特徴的な写りをしてくれないかと期待して，Kodak DCS 460とNIKKOR-S Auto 5.8cm F1.4を使うことにした。

Kodak DCS 460, NIKKOR-S Auto 5.8cm F1.4

広島城の色は，赤，橙，黄，緑，青，紫に変化する。

Kodak DCS 460, NIKKOR-S Auto 5.8cm F1.4

よく晴れた夜であり，満月に近い月も見えていた。もう少し早い時刻に訪れていたら，ちょうど月が天守にかかるところも撮れたと思うが，すでに月の位置は高い。広角レンズにつけかえて，ライトアップされた広島城と月，さらに欲張って，お堀の水に映った姿もあわせて写しこんだ。

Kodak DCS 460, NIKKOR-N Auto 24mm F2.8

その間にも，広島城はつぎつぎに色を変えている。

Kodak DCS 460, NIKKOR-N Auto 24mm F2.8

さらに，Zoom-NIKKOR Auto 43-86mm F3.5も使ってみた。ライトアップはじゅうぶんに明るく，F3.5のレンズでも問題なく写せそうである。しかし，初期のオートニッコールを使っても，特異な写りを見せてくれるようなことはなかった。これは少し，アテがはずれたわけだが，きれいに写ってくれるのだからそれはそれで問題ない。

Kodak DCS 460, Zoom-NIKKOR Auto 43-86mm F3.5

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