2017年04月11日(火) 天気:雨
奇跡!?球根を選別する神の手か? 偶然とはおそろしい(笑)
昨年秋に,さまざまな「色や品種が混ざって」しまったというチューリップの球根セットを購入して,植えた(2016年11月13日の日記を参照)。まず開花したものは,一般的な姿の赤い花のもの(2017年4月7日の日記を参照)。つづいて,黄色と桃色の花が咲きはじめた。
この球根は,販売店で在庫が荷崩れを起こしてさまざまな色や品種の球根が混ざってしまったものだという。それらの球根が,適当に詰め込まれて送られてくる。届いた球根に,品種や色を示す印などはまったくない。種類別に仕切られている,というわけでもない。
それらの球根を適当にわけて,10個くらいの鉢やプランターに植えていった。だから,どの鉢にどんな色の花が咲くのか,まったく予想がつかない状態である。
いくつかの鉢には,赤い花のものだけが咲いた。チューリップは赤いものがたぶん多いだろうから,これは偶然とてじゅうぶんにありえることだろう。そして,別のいくつかの鉢では,黄色いものだけが咲いた。これも一般的な花だと思う。また,赤い花と黄色い花の両方が咲いた鉢もあった。ただし,黄色い花は,赤い花が咲きそろった後に咲きはじめている。開花のタイミングが,少し異なっているようだ。
ところが,このサイズのプランター2つに10球ずつ植えたものでは…。
不思議と,桃色の花だけが咲いたのである。
Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S
同じ色の花が密集して咲くから,水滴のなかにも同じ色の花がある。
Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S
比較対象が写っていないのでわからないと思うが,かなり大輪の花になりそうである。
Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S
手前にも背景にも,ボケとして同色の花を配置する。中間にある花の水滴だけにピントをあわせて,全体をハイキーにすれば,ものと花の色がパステルカラーっぽいところもあって,春らしい雰囲気の絵になった。
Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S
ともかくも,球根を見ても,品種や花の色を区別することはできない。さまざまな球根が混ざった状態で送られてきており,そこから適当に取り出して植えたものである。それにもかかわらず,結果として品種や色が揃っているのがあまりに不思議である。
これは,ただの偶然なのか?それとも,奇跡がおこったのか?奇跡を呼び込んだのは,私の「神の手」なのか?
いや,ただの偶然であろう(笑)。
いろいろな種類の花が混ざって咲くのも楽しいものだが,同じ種類の花がかたまって咲くのも楽しいものである。うまく鉢ごとに品種や色が分かれてくれたので,鉢の配置によって,どちらの楽しみ方もできる。
さらにまだ,つぼみが小さい花がある。これらはまた,別の品種なのだろうか?変わった色や形の花のものが咲かないか,お楽しみはまだまだ続くのである。
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