撮影日記


2017年04月12日(火) 天気:曇ときどき晴

桜吹雪の道を楽しむ

サクラは,満開をすぎると散りはじめる。とくに満開のあとに,雨が激しく降ったり,強い風が吹き荒れたりすると,一気に花が散ってしまう。「楠木の大雁木」のサクラは,この週末に満開となった。そして昨日は雨が降ったのだが,幸いまだ,満開の雰囲気を楽しめるくらいの花が残っている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

雁木は,落ちた花びらで美しく彩られている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

覆いかぶさる満開の枝と落ちた花びらで埋めつくされた雁木によって,桜色の空間が創出されている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

枝にはフレッシュな若葉も姿をあらわしており,この美しい状態がいつまでも続かないという,過酷な現実をつきつけている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

彩られた枝から,彩られた地面への移行は,現在進行形である。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

風が吹くたびに,川沿いの道は,桜吹雪となる。毎年のことではあるが,見られるのは満開後のほんの一瞬だけ。今年もしっかりと,目に焼きつけ,体全体で感じておこう。


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