撮影日記


2023年03月28日(火) 天気:晴

早くも満開 雁木のサクラ

今日,広島ではサクラが満開になったという報道があった。3月19日の開花宣言から10日目での満開である。開花宣言後の数日は雨が続いたこともあり,満開の前にかなり散ってしまうのではないかという懸念もあったが,満開に近づくころには一転して,晴れた日が続くようにかわった。そして,「楠木の大雁木」のサクラも,まもなく満開になろうとしている。今日もカメラは,Kodak DCS Pro 14nを使う。開花直前のサクラのつぼみは濃いピンクに見えるが,開花したサクラの花は,ごく淡い,白に近いピンクに見える。その淡い色合いには,Kodak DCS Pro 14nが似合うように思っている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR ZOOM-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

Kodak DCS Pro 14nは,Raw形式とJPEG形式での保存ができる。JPEG形式で記録をしておけば撮影した画像がすぐに使えるのでなにかと好都合だが,このカメラは内部の処理が重いのか,JPEG形式で記録した画像をモニタに表示したり,拡大表示したりするときに動作がすこぶる遅い。基本的にはRaw形式で使うべきカメラであると理解しておきたい。Kodak DCS Pro 14nのRawデータは,Adobe Photoshopなど一般的なフォトレタッチソフトウェアで扱える。しかし,専用のKodak PhotoDeskを使うようにしたい。これを使うとさまざまな「ルック」を選択できる。「ルック」はトーンカーブの調整がプリセットされているようなものと考えればよいだろう。コントラストと彩度が高めでシャドー部がつぶれにくく感じる「Wedding Look」が適切に感じられる場面が多いが,ここではサクラの色を強調できる「Event Look」を使ってJPEG化している。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR ZOOM-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

昨年までとくらべると,サクラの下に集まる人が明らかに多くなっている。川の遊覧船を見かける頻度も,戻ってきたように思う。また,SAPを楽しむ人の姿も,見られるようになっている。
 大半の人は,飲食中を除けばマスクを着用しているが,花粉対策の人も少なくないはずだ。これだけの晴天であれば,飛んでいる花粉の量もかなり多いはずである。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR ZOOM-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

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