撮影日記


2021年11月14日(日) 天気:晴

今年は「原種系」を植えてみよう

今年も,チューリップを植える時期になった。今年は,あわせて120球の球根を用意した。100球を越える球根を植えるからといって,広い庭があるわけではない。すべて,鉢(あるいはプランター)植えである。花が咲いた後の球根を大きく育てよう,などの意図があるのでもなければ,球根は詰め気味に植えればよいのである。詰め気味に植えておくほうが,花が咲いたときの見映えがよいのである。そもそも,多少ゆとりをもたせて植えたところで,鉢植えであれば球根を大きく育てることは容易ではない。また,広島のような暖地は,チューリップの球根を大きく育てることに適していない。もっとも,適切に肥料を投入するなどすれば,翌年も花を咲かせるくらいに育つ球根がまったくできないというわけではないが。
 これまでは,園芸品種名をあまり気にせずに,球根を植えてきた。昨年からは,多少は名前を気にして,記録に残すようにしている。今年はすべて,園芸品種名が明記されている球根を購入することにした。
 今年ははじめて,「原種系」とされるものも購入した。一般的なチューリップとは違った,個性的な花が楽しめるはずである。魅力はそれだけではなく,2〜3年は植えっぱなしでも大丈夫だという。それならば毎年,少しずつ違った品種の原種系チューリップを買い足していけば,さらに多くの品種の花をいちどに楽しめることにもなりそうである。
 購入した原種系チューリップは,3種類である。植えっぱなしにすることを前提に,やや深めの鉢に植えることにした。



例年よりも,さらに詰め気味に植えたせいか,鉢があまってしまった。60cmプランターは,使う必要もなかった。さて,ふつうのチューリップでも追加注文をしようか,それとも,これまで植えてこなかったものも植えてみようか,思案のしどころである。


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