撮影日記

2021年03月26日(金)　天気：晴

サクラは見ごろ撮りごろ

COVID-19に関して各地に出されていた緊急事態宣言は，すべて解除された。そして，東京オリンピックの聖火リレーもはじまった。ところが各地で，ふたたび感染者数が増加する傾向が報告されようになってきている。
　感染が広がる原因の１つとして，大勢の人が集まることが指摘されている。ちょうど年度末にあたるこれからは，ふだんどおりであれば送別会や歓迎会などが多くおこなわれる時期である。感染はまだおさまっていないとして警戒する必要性が指摘されており，たとえばこれから各地で迎えることになる「お花見」も，じゅうぶんに気をつけておこなうことがよびかけられている。
　「楠木の大雁木」周辺のサクラは，満開に近い状態を迎えている。一昨年までであれば，この時期には多くのグループが昼食を楽しんでいる姿が見られたり，夜にお花見をすための場所取りのロープが張られているのも見られたりする。今年はそれにくらべれば寂しいものの，それでもマスクを着用した姿で，昼食を囲むグループの姿はある。制約された条件のなかで，なんとか楽しみを見つけようとしている，ということになるだろうか。

Kodak DCS Pro 14n, AF NIKKOR ED 180mm F2.8S(new)

「楠木の大雁木」に並んだサクラの木も，開花がずいぶんとすすんできた。例年だとこの周辺にゴミが残っているのが気になることもあるが，今年はお花見をするグループが少ないせいか，そういうゴミが見られない。全体として寂しい状況ではあるが，ゴミが少なくなるというよい面もある，ということにしておこう。

Kodak DCS Pro 14n, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.3-5.6G