撮影日記 |
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2020年05月25日(月) 天気:晴寄ればケラレない REPROMASTER 135mm F8REPROMASTER 135mm F8は,アグファから発売された引き伸ばし用レンズである。 引き伸ばし機で使うときには,11インチ×14インチのサイズをカバーするとのことなので,大判カメラ(四つ切1/2サイズ,6インチ×10インチ判)での撮影レンズとして流用できないものかと考えた。引き伸ばし用レンズなのでシャッターは内蔵されていないが,印画紙を使って絞りこんで撮影することを想定すれば露光時間は数秒程度となるので,レンズキャップの開閉でじゅうぶんに対応できる。しかし残念ながら,遠方にピントをあわせて四つ切1/2サイズで撮影すると,四隅が大きくケラレる。 それでも引き伸ばし機で使うときのように,せいぜい1mくらいのところピントをあわせれば,ほぼケラレのない画像が得られることがわかった。 接写域でなければ実用にならないわけだが,四つ切1/2サイズにおける135mmというレンズは,かなりの超広角レンズとなる。縦横比が異なるので正確な比較にはならないのだが,ライカ判カメラではおよそ20mmレンズを装着したときに近い範囲を写すことができる。 OKUHARA camera, REPROMASTER 135mm F8, FUJIBRO WP FM2, at F22, 1sec (microfine 1:1, 180sec)この構図では超広角レンズを使っているかどうかがわかりにくいものだったが,ここまで近距離にピントをあわせれば,ケラレがほとんど見られないことは確認できたのである。 |
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