撮影日記


2018年11月16日(金) 天気:晴

夜の商店街

Nikon D5000の大きな特徴は,向きを自由に変えることができる「チルト液晶」を装備していることである。しかし,それだけではない。コンパクトなボディも,大きな特徴である。
 コンパクトなボディに,コンパクトなレンズを組みあわせると,全体としてもコンパクトなカメラになる。しかし残念ながらニコンには,いわゆるパンケーキレンズのラインアップがない。かつては,Ai NIKKOR 45mm F2.8Pというマニュアルフォーカスレンズがラインアップされていたが,すでに製造が終了している。現行製品では,AF NIKKOR 50mm F1.8Dが比較的全長の短いレンズであるが,Nikon D5000ではオートフォーカス撮影に対応していない。また,Nikon D5000の撮像素子はAPS-Cサイズなので,もう少し焦点距離が短いレンズのほうが,使いやすいと思う。
 そのような現状においては,YONGNUO YN 40mm F2.8Nが貴重な選択肢となっている。

Nikon D5000, YONGNUO YN 40mm F2.8N

深夜のアーケード街では,すべてのお店がシャッターを下ろしている。それぞれのお店から出された不要なものが,回収を待っている。

Nikon D5000, YONGNUO YN 40mm F2.8N

しかし,最終電車まではまだ時間があり,明るいこの道を通る人は多い。暑さや寒さ,雨や風も,ある程度は避けられるので,歩くには快適なのである。

Nikon D5000, YONGNUO YN 40mm F2.8N

お店のユニークな看板は,昼間以上に目立つ存在だ。
 コンパクトなカメラをフルオートのモードにして,ぶらぶら撮り歩く深夜のひとときである。


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