撮影日記


2018年11月01日(木) 天気:晴

チルト液晶で地面すれすれに

Nikon D5000をお迎えした理由は,たまたま安価なものを見かけたから,というのが大きなものだった(2018年6月25日の日記を参照)。じつは,ずっと以前から,安価なものがあればNikon D5000をお迎えしたいと考えていたのである。その理由は,バリアングル液晶モニタを搭載していることだ。
 バリアングル液晶モニタを搭載している機種のなかでも,Nikon D5000がいい。
 センサや画像処理プログラムの性能などは,Nikon D5100など後継機のほうが,当然ながら優れているだろう。しかし,液晶モニタの開き方は,Nikon D5000のほうに魅力を感じるのである。
 Nikon D5100は,液晶モニタをカメラの横に出して回転させるようになっている。これは,三脚に取りつけたときに,雲台面に干渉せずに自由に液晶モニタを回転させやすくなるというメリットがある。しかしながら,レンズの位置から大きくずれたところで,被写体を見ることになる。
 それに対してNikon D5000の液晶モニタは,下に開くようになっている。レンズと同じライン上で被写体を見ることができることに,大いに魅力を感じるのである。

下に開く液晶モニタは,三脚に据え付けたときに干渉しやすいという問題点がある。だが,地面に直接おくならば,それは問題にならない。
 枯れた落ち葉は,ハイキーで撮ってコントラストを弱めにしてみると,柔らかく感じるようになるのが楽しい。

Nikon D5000, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

Nikon D5000は,ピントリングを駆動するモーターを内蔵していないタイプのレンズでは,オートフォーカス撮影ができない。しかし,動かない被写体をじっくり狙って撮るならば,それは問題ではない。操作は煩雑であるが,液晶モニタを拡大表示にすれば,ピント調整もおこないやすくなる。

Nikon D5000, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

ピントリングを駆動するモーターを内蔵しているから,YONGNUO YN 40mm F2.8Nは,オートフォーカスで撮影ができる。

Nikon D5000, YONGNUO YN 40mm F2.8N

コンパクトなNikon D5000に,小型軽量なYONGNUO YN 40mm F2.8Nを組みあわせると,とても軽快な一眼レフカメラとなる。Nikon D5000の撮像素子がAPS-Cサイズなので,写る範囲がやや狭くなるのが残念ではあるが。

Nikon D5000, YONGNUO YN 40mm F2.8N

*1 YN40mm F2.8N 単焦点レンズ ニコン Fマウント (永諾撮影器材株式会社)
http://www.yongnuo.jp/index.php?route=product/product&path=74_75&product_id=104


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