撮影日記


2017年06月05日(月) 天気:晴

いざ!というときに動かない
マミヤ645スーパーはどうしたんだ?

6月4日から6月9日は,2010年に私が勝手に決めた「中判写真週間」である(2010年6月5日の日記を参照)。まず,6月4日と5日は「セミ判」の日だ。6月4日と5日を「,」(コンマ)でつないで「6月4,5日」と表記すれば,「6×4.5判」に通じることになるのである。
 今年は,Mamiya 645 Superを使うことにした。この冬に安価に譲っていただいたものであるが,ボディが正常な状態ではない。AEプリズムファインダーを装着した状態では,シャッターが動作しないのである。しかし,接点を絶縁するなどしてAEプリズムファインダーがはたらかない状態にしておけば,シャッターが動くことは確認した(2017年2月21日の日記を参照)。せっかくAEプリズムファインダーが装着されていながら,そこに内蔵された露出計を利用できないのは残念だ。しかし,単体露出計を用意しておけば,露出の決定に問題はない。

あらためて電池を入れ,シャッターの動きを確認する。以前に確認したときと同様に,AEプリズムファインダーの接点を絶縁しておけば,シャッターは動作する。もちろん,シャッター速度ダイアルに応じて,露光時間も変化している。ここまでの動作を確認し,フィルムを装填した。
 夕方になっても,よく晴れている。低い位置からの強い光線は,平凡な風景でもどことなくドラマチックに演出してくれるような気がする。基準になる露出を測り,さあ,Mamiya 645 superでの記念すべき1コマ目だ!

しかし,シャッターが動作しない。
 AEプリズムファインダーの絶縁がうまくいっていないのだろうか,確認するが問題ないように見える。AEプリズムファインダーをはずしても,シャッターは動作しない。なにか操作を間違えた?いろいろやってみるが,動かない。メカニカルシャッターは動作するので,フィルムバック等との連携も 問題ないはずだ。悩んでいるうちに,どんどん光は弱くなっていく。もしかすると,電池が弱っていたのだろうか…?

夜,帰宅してからあらためて動作を確認する。なにごともなかったかのように,Mamiya 645 superのシャッターは動作した。もちろん,AEプリズムファインダーの接点は,絶縁したままである。夕方の動作不良は,なんだったのだろうか?


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