撮影日記


2017年04月15日(土) 天気:曇ときどき晴

この葉は,花になりたかったのかな?

昨年秋に国華園から購入したチューリップの球根は,在庫が崩れてさまざまな「色や品種が混ざって」しまったというものだった(2016年11月13日の日記を参照)。在庫のなかには,変わった姿の花が咲く,ちょっと高級な「レア品種」とされるものも含まれていた。そのため,購入したもののなかに,「レア品種」が含まれる可能性がある。
 だから,どんな花が咲くのか,とても楽しみであった。
 「レア品種」とされるものには,たとえば「八重咲き」がある。ふつうのチューリップは,一重でコップのような形の花が咲くが,花びらがバラのように何重にも重なった八重咲きのものもあるのだ。八重咲きのほかには,花びらの周囲が大きくギザギザになったフリンジ咲きや,細長く尖った形の花がさくユリ咲きなどがある。また,珍しい色のものも「レア品種」になる。チューリップは種をつくるので,かけあわせで品種改良がおこなわれる。ただし,種を植えても花が咲くようになるまでは長い期間がかかる。

このたび植えた球根のうち,はじめに咲いたのは,一般的な姿の赤い花のものである。その後,黄色の花が咲きはじめ,つづいて咲きはじめた桃色は,握りこぶしよりもはるかに大きな花が咲くものだった。桃色の大輪の花は,開花後,短期間で開ききって散りかけているが,一般的な姿の赤色や黄色のものは,比較的長く咲きつづけてくれるようだ。
 ところで,その赤い花のうち,1つのようすがおかしい。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

花は,一般的なものだが,葉の一部が赤くなっている。葉の一部が,花びらのようになっているのだ。私が「レア品種」が咲かないと残念がっているので,一般的な姿の子が,がんばってくれたのだろうか。

ともあれ,「レア品種」のものは,咲いてくれない。
 まだ,つぼみが小さいものもたくさんあるので,遅咲きのものに「レア品種」が含まれていることを期待している。


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