撮影日記

2017年03月20日(月)　天気：晴のち曇　夜には雨

モモの咲く朝

今朝も，よく晴れている。そして，そろそろ咲きそうだったハナモモの，さいしょの１輪が咲いてくれた。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

昨年の3月20日には，すでに満開。早く咲いた花はすでに枯れかけている状態だったことにくらべれば，今年の開花は少し遅れていることになる。毎年，暖冬傾向だったり寒波が厳しかったりするなど，冬の気象は一定ではない。多少，日付が前後することがあっても，ほぼ同じ時期にちゃんと花を咲かせてくれるのは，不思議なものである。

昨年は，先端のほうの花がすでに枯れかけていたので，それが目立たないように撮ることを考えた。ちょうど太陽の位置が高くなっていたときに撮ったこともあり，下から見上げて逆光になるようにした。
　今日はそのときと状況が逆で，先端のほうにある花がようやく開いたところである。だから撮り方も逆で，上から見下ろすように撮る。庭植えではなく鉢植えにしていると，このように撮る位置を自由に決められるのが好都合である。
　ハナモモの花は，花の軸が長く伸びず，枝から直接に花を咲かせているように見える。結果として，枝にびっしりと花がついて見えることになる。新しい葉は，花が終わってから目だつようになるので，枝にびっしりと花だけがついて見えるのである。上から眺めると，枝を取り巻くように花がついていることがよくわかる。日光もほどほどに斜めからあたっているので，まさに撮りごろだ。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

しかし，よく晴れていたのは朝のうちだけ。お昼前にはすっかり曇り空である。ハナモモの撮影を楽しむつづきは，また来週か。