撮影日記 |
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2011年06月30日(木) 天気:晴「バールン」は「すいすい」とは進まなかった。昨日のこと。朝に予定していた紙屋町付近での用事を終え,しばし平和公園でのんびりした時間を過ごした。予想に反する,よい天気である。しかしながら空気は湿って重く,当然のように日差しは強い。要は,とても暑いのである。じっとしているだけでも,汗が垂れてくる,そんな状況である。 広島の川には,先の和船風のもの以外にも,遊覧船が運航されている。原爆ドームの少し下流,元安橋の下流側にある桟橋を発着するのは,アクアネット広島(*1)が運行する遊覧船だ。遊覧船のコースは2つある。1つは「ひろしま河川遊覧」(リバークルーズ)といい,元安橋の桟橋から上流へ往復約30分のコースである。もう1つは「世界遺産航路」といい,世界遺産である「原爆ドーム」と同じく世界遺産である「宮島」とを結ぶ航路である。こちらは出発地点へ戻ってくる遊覧船という性格よりも,2つの観光地を結ぶ移動手段という性格のほうが強いであろうか。 NTT DoCoMo P905iNTT DoCoMo P905i「きらら」の出航を撮影したら,元安橋の上流側に移動する。狙うのは,原爆ドームの前を航行する「バールン」の姿だ。程よい位置に木陰を見つけ,そこに腰をおろす。暑い日ではあるが,幸い,日陰に入ってしまえば涼しく感じられる。 しかし。 「バールン」が出航する気配がない。定刻を過ぎても,「バールン」は出航しないのであった。この便には,お客さんがいなかったのだろう。「世界遺産航路」の船は,平和公園と宮島という2つの地点を結ぶため,宮島から乗船するつもりのお客さんがいるかもしれないから,平和公園から乗船するお客さんがいなくても出航しなければならない。しかし,出発地点に戻ってくる「バールン」は,お客さんがいなければ出航する必要はない,ということだろう。 Mamiya Press SUPER23, Mamiya-sekor 100mm F3.5, E100GP (2007/03/25)このあと的場町方面へ向かったことは,昨日の日記に書いたとおりである。 *1 http://www.aqua-net-h.co.jp/ |
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