撮影日記


2011年01月11日(火) 天気:晴ときどき曇

石の上にも三年

広島市安佐南区の祇園地区は,古い街並みが残っていることでよく知られている。ここで言う祇園地区は,いわゆる「旧道」,現在の県道277号線,かつての雲石街道沿いの地域を指す。イオンモール広島祇園のあるあたりではない。
 今年の「ワンテン判の日」には,PENTAX auto110を用意して,祇園地区の古い街並みをぶらぶら歩いた。この街道は,路線バスも通るなど通過する自動車が多い主要な道路だが,なにせ狭い。柵で仕切られた歩道どころか,路側帯のような余裕すらない。かつては人が多く歩いていたのかもしれないが,いまはこの道を歩く人の姿はほとんど見かけない。人びとは,家と家との間にある最寄りの路地から出入りするような状態だ。
 そんななかにある1つの家の前に,何かいる。

PENTAX auto110, PENTAX-110 18mm F2.8, NEOPAN 100 ACROS, FUJIBRO FM3

犬だろうか。しかし,動くような気配はない。寝ているのだろうか。クルマが多く通る,こんな場所でよく寝ていられるなあ。まあ,慣れているのかもしれない。
 だが,近づいてみると,それは犬なんかではないことが判明!

PENTAX auto110, PENTAX-110 50mm F2.8, NEOPAN 100 ACROS, FUJIBRO FM3

ゴリラである(笑)。
 いったい,こんなところで何をしているのかと思えば,「修業」しているらしい。「石の上にも三年」か,なるほど,石の上に座っている。修業はインドの山奥でしなければならない,というわけでもないから,こういうのもアリか。

PENTAX auto110, PENTAX-110 18mm F2.8, NEOPAN 100 ACROS, FUJIBRO FM3


← 前のページ もくじ 次のページ →