撮影日記


2011年01月01日(土) 天気:晴れ 強風

風の強い元日

謹賀新年 本年もよろしくお願いします。

大晦日から元日にかけては,穏やかな日になる……。個人的には,ずっと,そういう印象をもっていた。その前後が,どんなに荒れ模様の天気だったとしても,その2日間だけは,少しおさまる。そんな印象をもっていた。
 ところが大晦日の大阪市内は,猛烈に風が強い。夕方には,雪もちらほらする状況。天気予報は,近畿地方では北部だけでなく,中部や南部でも雪に注意をするよう促している。
 そして,年が明けた。雨や雪はやんで天気はよいものの,強い風はまだ残っている。けっして穏やかではないが,例年のように初詣には出かけなければならない。昨日の雪は,大阪市内ではたいしたことはなかったわけだが,山沿いの地域ではどうだろうか。路面に雪が残っていたり,道路が凍結していたりしないだろうか。などと気にしながらも,クルマで叡福寺へ向かう。結果として,雪の懸念はまったく不要だった。富田林市に入り,河岸段丘を上り下りしても,雪の姿は見られない。路面は乾ききっているし,日陰に雪が残っているようなこともない。
 空は,よく晴れている。晴れているから,クルマのなかはエアコンを使わなくても十分にあたたかい。そして,順調に叡福寺に到着。ただ,風は強いから,クルマを出ると猛烈に寒く感じる。こんなとき,まずは火にあたりたい。例年だと薪(というか,廃材?)を積み上げて焚き火をしてくれている(2006年1月1日の日記を参照)のだが,今年は缶に入れて燃やしていた。こういうところにも,少しずつ変化はあるようだが,火の番をしてくださる人は,これまでと同じ人のようであった。

去年(2010年)までは,地面にじかに置いて燃やしていた
Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 100mm F3.5, EPN
今年は,缶に入れて燃やしていた。
Nikon D70, AF-S DX Zoom-NIKKOR ED18-70mm F3.5-4.5G

初詣のあとは,昼食。適当にクルマを走らせていたところ,「無添くら寿司」を発見。私にとって,外食の基本は回転寿司である(笑)。できれば,全皿100円というお店がありがたい(105円でもいいけどね)。だから,よく利用するお店は,「スシロー」(あるいは「あきんど」)ということになる。
 私がよく利用する「スシロー」では(ほかのお店も同様かもしれないが),レーンに流れていないメニューがほしいときには,インターホンを通じて注文を出すことになる。それに対して,今日,立ち寄った「無添くら寿司」では,タッチパネルで選んで注文を出すことができる。これは,注文しやすくて便利だ。そして,注文した商品は,専用のレーンを流れて,自分のテーブルのところに自動的に止まってくれる。なんとも,楽しいしかけである。

注文品は,自分の席で自動的に止まる(画像は,携帯電話機のディジタルカメラ機能による)。

ただ,かんじんのお寿司そのものであるが,個人的には「無添くら寿司」よりも「スシロー」のほうに好感を抱くことができそうであった。元日だから,よいネタを仕入れることができていなかったなど,なんらかの事情があるのかもしれないが,そのあたりはよくわからない。


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