撮影日記


2023年03月20日(月) 天気:晴のち曇

今年もサクラの開花は早い

昨日(2023年3月19日),広島でもサクラの開花が発表された。開花宣言については,地域ごとに基準となる「標本木」が決められている。その木に,5輪以上の花が咲いているのが確認できた場合に,開花が宣言される。広島では,縮景園に標本木がある。それまで標本木としてきた木が弱ってきたので,2021年からあたらしい標本木が使われている。若い木に変更したことで「開花宣言が早まったのではないか?」という指摘(2021年3月23日)と関係あるのかどうかわからないが,今年も開花は早い。
 わたしが例年,気にかけているのは「楠木の大雁木」にある3本のサクラである。公式の開花宣言はあったが,この3本はまだ,つぼみばかりで,1つも開花していない。

Kodak DCS Pro 14n, YONGNUO YN 40mm F2.8N

それでも,いまにも開花しそうなつぼみはある。また,近くにある別のサクラでは,開花しているものも2つ3つほど見られる。明日にも開花することになるのは,まちがいないだろう。

Kodak DCS Pro 14n, YONGNUO YN 40mm F2.8N

「楠木の大雁木」から見える対岸では,サッカースタジアムの建設がすすめられている。建設中の光景は,いましか見ることができない貴重なものだ。

Kodak DCS Pro 14n, YONGNUO YN 40mm F2.8N

今日はKodak DCS Pro 14nを使い,レンズはYONGNUO YN 40mm F2.8Nだけを用意した。
 50mmレンズよりは写る範囲が広いから,状況をラフに記録しておこうと考えるときに扱いやすい。かといっても,35mmレンズだとはっきりと広角レンズになるように感じられることがあるので,40mmくらいというのは扱いやすいと思っている。
 一方で,最短撮影距離が0.3mなので,小さな花に近づいて撮るにも都合がよい。三脚を使わずに手持ちで撮るのであれば,いたずらに撮影倍率が高くても使いこなせないことになる。
 なによりも,小さくて軽いレンズである。カメラの大きさに隠れて,レンズの存在が気にならないレベルである。


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