撮影日記 |
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2016年11月18日(金) 天気:くもり川沿いで紅葉が舞う夏がどれだけ猛暑であっても,不思議なことに,冬はきちんとやってくる。今年は紅葉の進行が遅いように感じたものの,広島市内の木々の紅葉は,着実に進行している。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED上側の枝についた葉のボケ方が,いまひとつ美しくない。被写体が込み入った部分だからある程度はしかたないかもしれないが,ここがすっきりしないと,ここで主題となる1枚の葉をじゅうぶんに引き立てる背景にならない。高倍率ズームレンズにすなおで美しいボケを要求することが間違っているのかもしれないが,ここはすっきりした背景がほしいところだった。とはいえ,高倍率ズームレンズだからこそ,とっさにこのような構図を確保できたともいえる。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED高倍率ズームレンズは,じゅうぶんな広角レンズとしてもじゅうぶんな望遠レンズとしても使うことができる。もちろん,標準レンズとしても使うことができる。この写真のプロパティでは「焦点距離 58mm」となっているが,客観的な視点を狙うと,自然と標準域の焦点距離を使うことになるようだ。こういう場所で,静かに秋の時間を過ごしたいものである。 Kodak DCS Pro 14n, SIGMA AF 14mm F3.5川沿いのこの付近はサクラ並木になっている部分が多いのだが,そのなかに1本のイチョウがある。イチョウはサクラにくらべて高木になりやすいせいか,遠くからでもよく目立つ。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDサクラの紅葉のなかに,イチョウの黄葉があると,色の面でもよく目立つ。高木になるうえに,色も目立つのだ。さらに,サクラとイチョウのあいだには,常緑のクスノキもある。いまちょうど,色のにぎやかな瞬間が訪れている。 川沿いを撮影しながらひとまわりし,もとのサクラの木のところへ戻ってきた。 Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED1枚目の画像の葉を,こんどは正面から見てみよう。くもり空ではあるもののそれなりに明るいので,葉は透過光の色になっている。こんどは,ボケの状況が無難である。 |
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