撮影日記 |
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2022年08月28日(日) 天気:晴Kodak DCS 200はPCとつながったけれどKodak DCS 200は,世界ではじめて市販された,カメラ部とデジタル部とが一体化した,デジタル一眼レフカメラであるとされている。具体的には,ニコン製の一眼レフカメラNikon N8008s(Nikon F-801Sのアメリカ向け輸出モデル)の裏蓋をはずし,そこにコダック製のデジタルバックを組みあわせたものである。厳密にいえば,そのデジタルバックこそがKodak DCS 200ということになる。 Kodak DCS 200に内蔵されたハードディスクドライブに記録された画像を取り出すには,Kodak DCS 200とパーソナルコンピュータをSCSIで接続する。そして,TWAINドライバをインストールして,Aldus Photostyler(Adobe Photoshopの前身にあたるソフトウェア製品)から呼びだすことになっている。Kodak DCS 200が発売されたのは,1992年8月である。まだ,Windows 95すら発売されていない,Windows 3.0の時代である。そのためか,Windows 2000の環境ではうまく動作しない。 Windows 98の環境を用意してカメラと接続すると,カメラを制御するためのコントロールパネル(DCS 200 Control Panel ASPI)が開いた。しかし,画像ファイルは認識されておらず,まっくろな画面と同じファイル名が繰り返し並んでいるだけである。画像を記録するハードディスクドライブが故障しているだけでなく,バッファメモリの故障なども考えられる。そこで「Do Self Test」を実行すると,最終的にデジタルバック背面の液晶ディスプレイにエラーメッセージ「E2」(the failure of the disk to start)が表示される。 |
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