撮影日記

2022年03月06(日)　天気：強風の晴

たまにはトイカメラ風に

2月25日以降，新聞（中国新聞）の１面には毎日，ロシアがウクライナを攻撃していることに関する記事がある。トップ記事ではない日が２日だけあったが，必ず，１面でなにかが報じられている。ロシアとウクライナとの問題からトップ記事の座を奪った１つは，元国会議員による市会議員・県会議員等への買収問題に関する記事（2022年2月27日）と，広島県に出されていた「まん延防止等重点措置」が期限とされていた3月6日で解除することを要請するという記事（2022年3月3日）である。今朝もトップ記事は，ロシアがウクライナを侵攻していることに関する記事であったが，その下では，昨日（3月5日）にマツダスタジアムで今季初のカープのオープン戦があったことを報じていた。春である。

今日は，よく晴れている。しかし，近所に咲いているウメの花は，開花のピークを過ぎて，枯れた花が目立つようになってきた。また，風が強いので，長い枝に咲く花を撮るのは難しいかもしれない。だから，地面の低いところに生えている花を撮ってみたいと考えた。昨年もちょうどいまごろ，ホトケノザの花と，地面に落ちているツバキの花をからめて撮ったものである（2021年2月28日の日記を参照）。
　しかし，地面に咲く花の姿はなく，落ちているツバキの花もない。とても，きれいにさっぱりしている。最近，下草刈りなどの清掃作業がおこなわれたのかもしれない。咲いているツバキの花も，残りが少なくなっている。

FUJIFILM X-T10, FUJINON XC 15-45mm F3.5-5.6

この花だけに，ちょうど日光があたっているように見えた。撮った画像を確認すると，周辺が激しく減光しており，色が妙に黄色に偏っている。カメラを見ると，左手側のドライブダイアルの位置が動いていて，個人的には使うことのない「Adv.1」（アドバンストフィルターその１）モードになっていた。設定を確認すると，「トイカメラ」が割り当てられている。取扱説明書によれば，「レトロな雰囲気のあるトイカメラ風に撮影します」とのこと。具体的には，周辺減光を激しくすることや黄色への偏りとして表現しているのだろう。
　このシーンについては，日光があたっている花に注目したいので，周辺減光は歓迎だ。これは，色味についてすこし，調整をしてみたものである。