撮影日記

2020年05月13日(木)　天気：晴

「大変な世の中になってきました。」

久しぶりに，FUJIX DS-300を使おうと思ったところ，電源がはいらなかった。バッテリーパックの充電が切れていたので，充電をするが，数分で完了してしまう。そのような状態のバッテリーパックを装填してカメラの電源スイッチをONにしてみたところで，起動はするものの，すぐにバッテリー切れになってしまう。これを数回，繰り返したところでまったく症状が改善されない。どうやら，バッテリーのセルが完全に劣化してしまっているようである。あらためてバッテリーのセル（18500）を注文し，届いたセルでバッテリーパックの中身を交換して充電しなおせば，FUJIX DS-300はふたたび撮影が可能になった。
　COVID-19の感染症による外出自粛の影響で，ほとんどの学校はお休みになっており，それなりの数の人が自宅等でテレワークをおこなっている。朝の電車はいつもと違ってがら空きで，街を歩く人もかなり少ない。

FUJIX DS-300

いつもと変わらず営業していた喫茶店のメニューボードには，「大変な世の中になってきました。」と書かれているが，そこにつづいて「くつろぎのコーヒー」とあるところに，妙な落ち着きを感じて気持ちよい。ただ，店内が密閉された空間になることをさけるかのように，ドアはわずかに開いていた。寒くもなく暑くもない朝，気持ちよく感じる風も吹いていた。