撮影日記 |
---|
2018年03月11日(日) 天気:晴れウメにウグイス?急用が生じたので,昨夜遅くに大阪に移動することになった。なんとか間にあったのは,広島駅を21時03分に発車する「のぞみ98号」だ。満席というわけでもないが,思ったよりも乗っている人が多かったのは,これが最終の名古屋行きになるからだろうか。私が乗るのは新大阪駅までだから,1本後の21時19分発「さくら572号」でもよかったかもしれない。そのほうが,座席が広くて快適だろう。新大阪駅の到着時刻は22時49分で,「のぞみ98号」よりも20分ほど遅いだけである。しかし,昨夜は「のぞみ98号」を選んだ。「のぞみ98号」の新大阪駅到着は22時28分なので,新大阪発御坊行きの快速に乗りかえるのにちょうどよい。この快速列車は,3月17日土曜日の時刻改正で運転されなくなるので,この機会に乗りおさめをすることにしたのである。もっとも,私が乗るのは,天王寺駅までなのだが。 FUJI FinePix S2 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6Dそして,今朝。昨日の広島はすっきり晴れていた(2018年3月10日の日記を参照)が,今日の大阪もすっきり晴れている。用事までかなり時間があることがわかったので,今日も今川沿いを散歩する(2018年2月24日の日記を参照)。 大阪府の南方,和歌山県との県境付近には,和泉山地がある。和泉山地は,南からのプレートの沈み込みにともなう変動で隆起したものと考えられている。和泉山地を形成する和泉層群(中生代白亜紀後期の堆積層)の北側には領家帯の花こう岩が分布し,その北側には新第三紀末から第四紀(おおむね200万年前から数10万年前)にかけての堆積層である大阪層群から成る丘陵が分布する。そこからは北への水の流れがあり,断続的な隆起活動や海水面の変動などによって,河岸段丘が形成されている。その段丘の北端は,おおよそ現在の大和川あたりに達する。 中野鍼灸院は,1000年以上続いているとされる鍼灸院である。大正時代に南海平野線が開業したとき,最寄りの中野駅から,中野鍼灸院への道を案内する道標が設置された(2010年5月26日の日記を参照)。この道は「はりみち」とよばれるが,庚申街道の一部でもある。 FUJI FinePix S2 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6D古い街道筋に,神社や寺院はつきものだ。ここには,中井神社がある。手水場に,よい具合に朝日があたっていた。 FUJI FinePix S2 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6D「はりみち」を離れて東へ進むと,今川がある。平等橋の向こうは,南百済公園である。ここに1本,ウメの花が咲いていた。 FUJI FinePix S2 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6D近づいてみると,2〜3羽の小鳥がかしましく,ウメの花をつつくように飛び回っている。ウメといえば,ウグイスか?しかし,ポピュラーな「ほーほけきょ」という鳴き声は,まったく聞こえない。 FUJI FinePix S2 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6D今日は残念なことに,28-80mmのズームレンズしかなく,望遠レンズを用意していない。だから,撮影した画像を拡大して見るしかない。おお,この鶯色の小鳥はやっぱり… FUJI FinePix S2 Pro, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6D…ウグイスではなく,きっとキミは,メジロだね。 |
← 前のページ | もくじ | 次のページ → |