撮影日記 |
---|
2017年11月08日(木) 天気:晴復活したKodak DCS 46035mm判一眼レフカメラ用レンズとしては世界ではじめてのシフトアオリが可能なPC-NIKKOR 35mm F3.5を,ディジタル一眼レフカメラで使いたいと考えた。そのために,Aiカプラを破壊してPC-NIKKOR 35mm F3.5を装着できるNikon F90Xをつくることにした。これをKodak DCS 460と組みあわせれば,PC-NIKKOR 35mm F3.5に手を加えることなく,ディジタル一眼レフカメラで使用できるようになる。 配線が切れてしまったのは,細い導線を無理やりに,すきまのないところに通していたことが原因だ。落下の衝撃で,そこが切断されてしまったのである。Kodak DCS 460は,1994年に発売されたディジタル一眼レフカメラ(というか,一眼レフカメラNikon F90X専用のディジタルバック)である。当時はきわめて高価な製品だったので,そもそも,あまり多くの製品が流通していたとは思えない。日本国内のYahoo!オークションや海外のeBayなどのオークションサイトなどを参照しても,比較的低価格だったKodak DCS 420はたまにみかけるものの,Kodak DCS 460を見かけることはほとんどない。現在でも使える状態にある本体は,あまり多く残っていない可能性もある。もしかすると貴重な存在かもしれないKodak DCS 460に傷をつけるのはしのびないのだが,配線の安全を確保するために,内部の仕切りを少し削ることにした。 あらためてバッテリーに充電し,電源スイッチをONにする。 |
← 前のページ | もくじ | 次のページ → |