撮影日記


2017年04月22日(土) 天気:晴れ

クリーム色のチューリップ

昨年秋に植えたチューリップ「球根ガチャ」(2016年11月13日の日記を参照)も,「八重咲き」のレア品種が出現したことで,じゅうぶんな満足を得ることができた。開花していないつぼみはまだ残っているが,そのうち2つは,こんな花になった。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

この花の色はごく薄いが,白ではない。しいて言えば黄色であるが,ごく薄い色である。色の名前でよぶならば,クリーム色とよぶのが適当だろうか。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

よくある黄色いチューリップと比較すれば,色の違いは明白となる。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

「球根ガチャ」では,一重の赤色,一重の黄色,一重で大輪の桃色,紫色と白色のバイカラー,濃い桃色と白色のバイカラー,桃色の八重咲きが咲いて,一重のクリーム色である。
 美しい,と思った。
 シンプルで,潔い。
 派手で豪華な印象を受ける,桃色の八重咲きのつぎに咲いた。それは,一般的な一重の,シンプルな形状の,シンプルな色の花である。ほかの濃い色の花にくらべてると,とても透明感のある色だ。八重咲きと比較してながめてしまうので,シンプルな美しさが非常に引き立てられるのである。

Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

球根を1つずつ選ぶのであれば,ここまでのような組みあわせで買うことはなかっただろう。そういう意味でも「球根ガチャ」は,チューリップの楽しさをあらためて思い知らせてくれたのである。


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