撮影日記


2015年12月22日(火) 天気:晴

安芸長束駅はさらに改良がすすむ

JR可部線の安芸長束駅でおこなわれていた工事は,先月末に新ホームが使われるようになったことで一区切りがついたようだ(2015年11月30日の日記を参照)。だが,工事はまだ,終わっていない。こんどは,安芸長束駅の横川よりに,あらたにポイント(分岐器)が設けられるようである。

FUJI FinePix S2Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

JR可部線は全線が単線であり,途中のいくつかの駅で上下列車が交換できるようになっている。安芸長束駅も交換可能な駅の1つであり,駅の前後にあるポイントによって,横川方面に向かう列車は1番線に,可部方面に向かう列車は2番線に入るようになっている。上の画像に見えるポイントのうち,手前にあるものが現在使われているものである。横川方面行きの列車が1番線(手前左側)から発車していった直後のようすであり,ポイントが1番線側に開いている。逆に,可部方面行きの列車が2番線に入ってくるときには,下の画像に見られるように,手前右側(直進側)にポイントが開く。

FUJI FinePix S2Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

あたらしいポイントは,現在のポイントよりもさらにホームから遠い側に設置されるようである。この工事から考えられることは,横川方面行きの1番乗り場が大きく曲がっているのを,できるだけまっすぐに修正することだろう。可部方面行きの2番線はほぼ直線だが,横川方面行きの1番線は大きく曲がっているため,次の画像でもわかるように車両とホームとの間に,大きな隙間が生じる個所が存在するのである。

FUJI FinePix S2Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

横川側にポイントを移設することで,ホーム部分の大きく曲がっている部分を多少でも伸ばせれば,この隙間の問題もかなり解消する者と思われる。これらの工事がすべて終わったとき,安芸長束駅の雰囲気はどれくらい変わることになるだろうか。
 隣の下祗園駅では,隣接していた工場が移転して大きな更地が生じている。住宅地として開発されるようだが,この空間を利用して駅の改良等もおこなわれる可能性もありそうだ。あわせて,注目していきたいところである。

FUJI FinePix S2Pro, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

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