撮影日記 |
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2016年10月15日(土) 天気:晴お茶の木の花10月も半ばになり,朝晩はすっかり冷えこむようになった。季節が「秋」になっていることを,ようやく実感できるようになった。夏の間にいろいろと楽しませてもらったアサガオを片づけてしまい,しばらく花がないなあと思っていたところ,いつのまにかチャノキの花が咲きはじめている。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8Sチャノキは,つまり「茶の木」である。春にこの新芽を摘んで,それなりに処理をしたら「お茶」として飲めるはずなのだが,1杯のお茶を楽しむためにはどれだけの量の新芽が必要なのか。小さな鉢に1本あるだけなのだから,この木では加工のことなど考えず,もっぱら花を楽しむことにしよう。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8Sこの木は,静岡に行ったときに買ってきた(2014年11月2日の日記を参照)。お土産物店の店頭に100円で並べられていたのを見て,どうしても連れて帰りたくなったのである。旅行先で,自分へのお土産として苗木を買うというのも妙なものであるが,100円の苗木はたくさん並べられていたので,決して少なくない数の人が連れて帰っているに違いない。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S「茶の花」は,初冬の季語とされている。初冬が指す範囲は漠然としたものだが,おおむねこれからクリスマスころまでを示すと考えてよいだろう。チャノキの開花時期も,おおむね10月から12月くらいとされる。つぼみもたくさんついているので,まだまだしばらくは,白い花を楽しませてくれるはずだ。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8Sいつものように,たっぷりと水をかけてみたところ,まるいつぼみをとりまくように,水滴が環をつくってくれた。 Kodak DCS Pro 14n, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8Sむこうにある花のほうにピントをあわせなおすと。つぼみをまるく取り囲んだ水滴がほどよくまるいボケになる。ちょうど,お花が光のイヤリングをつけたかのような姿になった。 本格的な冬になるまでは,この花で楽しめそうである。 |
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